犬の躾や訓練に体罰はいらない!! その2

新しい犬の躾方法を学べるとワクワクして

大阪までセミナー受講に通います

そこで学んだ方法は「食べ物」を使って犬に行動を教える方法でした


しかし「権勢症候群/アルファシンドローム」の考え方はそのままでした


さっそく新しい訓練方法を取り入れますが、食べ物が意味をなさない状況にたくさん遭遇します
鼻に皺をよせ唸っている時に、食べ物を見せても興味をしめしてくれません
拾い食いした時、食べ物を見せても口から取ることはできません、口から離してもくれません
グイグイ引っ張っている犬やワンワン吠えまくってる犬に食べ物を見せても興味すら示してくれません


病院の院長にも「診察、治療したいけど暴れる犬に食べ物みせても意味ないよ。 やっぱり抑え込まなきゃだめだよ」
と言われ、「そうですね」としか返せませんでした



それでも、もっと学べば理解できるかも?!とセミナー受講を続けますが
ある日、参加者の1人が噛みついて触れないラブラドール(子犬期に木刀で殴られて躾けられていた)の
相談を講師にした時の解答に納得がいかずセミナー受講を止めます


*今なら解りますが、問題行動の理由が間違っているわけですから
改善方法を考えても無理があるわけです




食べ物で躾をする方法は子犬にしか使えないのかな?と思いながら
ベルに対しては押さえ込みなどの罰は与えなくなりましたが
いぜんとしてして「コラ」の声で鼻に皺が寄る
拾い食いしたら、凶暴化し触れない状況は続きます



そして月日は流れ、ベルが10歳の時
わたしは介助犬訓練士になるためアメリカの介助犬訓練士学校へ留学します


そこで信じられない光景を目の当たりにします


学校にいるゴールデンレトリバー達は手足が不自由な人達の指示に本当によく従うのです
犬達は楽しそうに落ちた物を拾ったり、ドアを開けたり、喜々として人の傍にいます



介助犬の使用者となる手足が不自由な人達は
暴れる犬を押さえ込む力がなかったり、リードを鞭のように使ったり、大きな声を出したりすることができません

なので押さえ込みやリードで叩く、大きな声で指示を出す、チョークチェーンでショックをかけて訓練するのではなく
食べ物と褒め言葉と愛情を報酬にして犬を訓練するのです


わたしは犬に 「人間が強い」 と教える必要がないことを実感します


学校の授業で犬のトレーニング理論も学びます
「 上下関係 」 「 リーダー論 」 「権勢症候群」などの言葉は一切でてきません


犬は「関連付けで行動を覚えること」 「動作を形作るシェイピングの方法」 「子犬期の恐怖経験はさせないこと」
など新しい知識を学びました。 


そして訓練は「食べ物」をつかい動作を教え、徐々に「食べ物」をなくしていく方法でした



わたしはアメリカの介助犬訓練を学ぶことで、今まで自分がベルにしてきたことが
間違っていたことにようやく気付きます



その3につづく







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プロフィール

pup.apolo

Author:pup.apolo
愛媛県松山市で介助犬・聴導犬の育成、普及活動。家庭犬のしつけ教室を行っていますドッグフォーライフジャパンのブログです。
犬達が与えてくれる沢山の幸せ、喜びを活動日記を通してお伝えしていきます。

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