埼玉県の盲導犬傷害事件に思うこと

とうとう今朝の愛媛新聞にも紹介されてました
埼玉県で起きた盲導犬が使用者さんとの移動中に鋭利な刃物で刺されていた事件。

ご存知ない方はこちら

いま、ネットやFacebookでも話題になっていますが、その報道の仕方に補助犬を育成する者として不安を感じます。


殆どの記事で取り上げられているのは 「 鋭利な刃物で刺されても吠えなかった盲導犬 」という部分です。

犬が好きな人には想像もできませんが、以前タバコの火を身体に押しつけられた盲導犬の記事が報道されました。
その盲導犬も吠えずに我慢していました。 

が、

この事がTVで報道された後に 「 盲導犬ってタバコの火を押し付けられても我慢するんだって。 実際にやってみよう 」
と面白半分でやる人が増え、被害に遭った盲導犬が増えたということを聞いたことがあります。


埼玉の報道後、私の友人が補助犬と移動中に 「 あの犬は刺しても吠えないんだよね 」という会話を既に耳にしています。

今後、面白がって補助犬に悪戯する人が増えないか心配です。




補助犬は公共の場で活動する犬達なのでしっかりとした訓練を受けています。

しかし、犬にも人間と同じ感情もあり痛みも感じます。  

痛みに耐えて吠えなかった盲導犬ばかりが強調されている今の報道の仕方は

どんなに過酷な状況でも犬は耐えなければいけないと強要しているように感じます。

人間だって、いきなり身体に激痛が走れば 「 痛い! 」と思わず声を出してしまうでしょう。

犬だって同じです。 痛いものは痛いのです。 

今回の埼玉県の報道で重要なことは

無抵抗な犬を面白半分で虐待した人がいたということと

怪我を負わされた盲導犬に対して日本の警察は動物愛護法を適用するのではなく

器物破損 ( つまり犬は命ある生き物ではなく 「 物 」 )として扱っている

この2つの事実に関してしっかり報道し、議論するべきなのではと思います

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pup.apolo

Author:pup.apolo
愛媛県松山市で介助犬・聴導犬の育成、普及活動。家庭犬のしつけ教室を行っていますドッグフォーライフジャパンのブログです。
犬達が与えてくれる沢山の幸せ、喜びを活動日記を通してお伝えしていきます。

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